語りと音楽でつづる 立冬のひととき [濱田庄司記念益子参考館応援イベント]

音楽家の皆さんが、当館維持運営の資金を集めるチャリティーイベントを開催してくださいます。 ぜひご来場のほどお願い申し上げます。詳細は以下のとおりです。

語りと音楽でつづる 立冬のひととき

濱田庄司記念益子参考館応援イベント

2021年11月7日(日)午後2時開演

濱田庄司記念益子参考館 上ん台にて

語り●おくむら やお

リコーダー●手島ゆかり

ヴァイオリン●奥村 琳

古代から幾度となく繰り返されてきた疫病の時代。

いつもどおりの交流のない日々、家庭内で奏でられる小さなアンサンブルによる音楽が生まれ、面白い物語が生まれ、じっくり思索を深めることによりさまざまの発見が生まれたということです。

 巣ごもりも、はや一年半。季節はめぐり、冬の入口に。百年ほど前の、非凡に敏感なひとびとの言葉に耳かたむけ、かたくなった心を言葉と音楽の力でほっかりほぐして、ごいっしょに新しい季節の到来に思いをはせましょう。

 濱田庄司の愛した空間はみなさまを待っています。館内の見学と合わせて、ゆっくりお楽しみください。

入場料2,500円(入館料別途800円) ご予約は電話0285-72-5300(9:30~16:30 月曜除く)

定員25名(感染防止のため通常の2分の1)

午後1時より敷地内で前座としてささやかな奏楽をいたします

●新型コロナウイルス感染防止のために

  入場の際はマスクの着用、入口で検温と手の消毒をお願いします。

  当日体調のすぐれない方は来場をご遠慮ください。

●コンサート収益は一部経費を除き濱田庄司記念益子参考館に寄付されます。

●社会情勢による内容の変更も考えられます。どうぞご了承ください。

語り/おくむらやお

絵とことばの多い家庭で育ち、幼少期よりさまざまの本に親しむ。 童話、民話、神話、旅行記、詩歌、ファンタジーなど。 韓国語、フランス語ほか、さまざまの外国語に興味をもつ。 2001年より17、18世紀のヨーロッパ音楽演奏法を学ぶ。 「ラ ポレンタ」手島ゆかり氏のすすめで語りを試みる。 「ラ ポレンタ」名づけ親。

リコーダー/手島ゆかり

武蔵野音楽大学音楽学部音楽教育学科卒業。のちにリコーダーに魅了され、鈴木理恵氏、吉澤実氏、本村睦幸氏、アンサンブルを福間彩氏に師事。2018年東京オペラシティ近江楽堂にてリサイタルを開催。群馬県高崎市在住。地元でリコーダー愛好家の交流を図るため毎年「リコーダーアンサンブル交流コンサート」を開催。おんきょう音楽教室、高崎カルチャーセンター講師。ヴァイオリンとリコーダーのデュオ「ラ ポレンタ」メンバー。

ヴァイオリン/奥村 琳

幼少期よりコダーイメソッドによるソルフェージュを学び、古今東西の歌に親しむ。4歳よりヴァイオリンを始め、大熊庸生、佐々木美子、瀬戸瑤子の各氏に師事。東京音楽大学器楽専攻ヴァイオリン科卒業。大学在学時よりムジカポエティカ主催のコンサートに多数参加。東京と栃木を拠点にオーケストラや室内楽、ソロコンサートなど、各地で演奏活動を行う傍ら、音楽教室「あんだんて」にて指導を行っている。ヴァイオリンとリコーダーのデュオ「ラ ポレンタ」メンバー。

ごあいさつ

6月に上ん台にて『音楽のおしゃべり』を公演させていただいた際にはたくさんの皆さまにご来場いただきまして、ありがとうございました。今回も益子参考館様には快く催し開催を承認くださいまして感謝しています。今回の催しは、私たちヴァイオリンとリコーダーのデュオ“ラ ポレンタ”の名づけ親である、おくむらやおさんの優しくも凛とした声と語りを立冬の午後に上ん台で皆さまと共有できたらと熱望し、実現したものです。 当日、催しの前に参考館敷地のどこかで30分ほど奏楽を行います。どこからか音が聴こえてきましたら是非耳を傾けにいらしてください。お待ちしております。 (リコーダー 手島ゆかり)