エジプトといえばピラミッドに黄金のマスク。それらを手しごとで支えた庶民生活についてはあまり知られていません。近年の発掘調査でわかった古代エジプトの風土や庶民の暮らしをスライドで紹介し、当館収蔵品の美の背景をひもときます。ワークショップでは古代エジプト人が好んだヒエログリフをパピルスに書いて楽しみます。
濱田が集めたエジプト由来の収蔵品も併せてご覧ください。
開催日時:2022年10月30日(日)13:30~15:30
参加費:1,000円(文化遺産の世界賛助会員・学生無料。※学生証は当日提示。)、別途入館料1,000円 濱田庄司記念益子参考館年間パスポート(2,500円)もご利用いただけます
定員:50名
会場:濱田庄司記念益子参考館
内容:古代エジプトの風土・庶民生活のスライドトークとパピルス&葦ペンでお守りづくり
ご予約・お問い合わせ
濱田庄司記念益子参考館
TEL:0285-72-5300(休館日以外 9:30~16:30)
メール:info.sankokan(a)gmail.com (a)を@に変換して入力
※先着順にて定員となり次第募集を締め切らせていただきます。
参加する方の氏名、連絡のつきやすい電話番号(できれば携帯電話)、賛助会員の方はその旨をお知らせください。
※ご来場の際は手指消毒、マスクの着用等、感染症対策にご協力をお願いいたします。社会情勢等により内容の変更もございますので、ご了承ください。
〈 講師紹介 〉
和田浩一郎氏
國學院大學、英国・スウォンジー大学で考古学とエジプト学を学ぶ。國學院大學兼任講師、金沢大学古代文明・文化資源学研究所客員研究員、早稲田大学エジプト学研究所招聘研究員。専門は古代エジプトの社会考古学。ルクソールなどで王墓・貴族墓の発掘に従事。現在は中部エジプトのアコリス遺跡の調査に加わり、王朝時代の都市民の信仰と死をテーマにした研究を行っている。おもな著書に『古代エジプトの埋葬習慣』(ポプラ社)、『古代オリエント事典』(共著、岩波書店)がある。
文化遺産の世界・濱田庄司記念益子参考館 共催
*「文化遺産の世界」とは 文化遺産をとりまく環境がより良いものになることを願って、Facebook、ウェブサイト、冊子等を通して、関連情報を提供しているNPO法人です。講演・セミナーの自主開催、各地のイベント・勉強会の開催・支援、文化遺産に係る各種計画策定の支援、文化遺産を活かした史跡整備活動などに取り組んでいます。本講座で古代エジプト人の暮らしを訪ね、民藝の美がどのようにはぐくまれたのか思いを馳せ、お楽しみいただけたら幸いです。